2007年05月05日

2007年05月05日 : 後半の4連休、皆さんはどんな過ごし方をしていらっしゃるのでしょうか。人込みが苦手なので、「静かに読書」の予定でおりましたが、『日本最大規模のフリーマケット』のニュースを見て心変わりしました。リフォーム用の着物を手に入れようと、好天の昨日リュックを背負って幕張へ。

 葛西臨海公園、東京ディズニーランドなどの観光地を沿線に持つ京葉線は、案の定家族連れで超満員。海浜幕張駅から会場の幕張メッセまでも、人の波が続いていました。

日本最大規模のフリーマーケットin幕張メッセ
日本最大規模のフリーマーケットin幕張メッセ
気後れしてしまいそうな人込みです
気後れしてしまいそうな人込みです
 500円のチケットを買ってセンターゲートから中に入ってみると、この眺め!思わず後ずさりしたくなるほどの迫力です。でも「今日の目的は古着(和服の)の確保」と気を取り直し、「いざ出陣!」と戦場へ。

 フリーマーケット系は、10年ほど前に東寺の骨董市に行ったのが最後。あそこではいたるところに古着屋さんがあったのに、ここでは中々見つからず焦ってしまいました。骨董、と言うより不用品や手作り作品(アクセサリーやバッグ、小物類が多かった)を売る店が多かったようです。


 30分も捜し歩くうち、大柄な大島紬の羽織が目に留まりました。やっと見つけた1店目です。座り込んで物色していると後ろから「ねえ、これ5000円にならない?」と、久留米絣を手にした女性の声。「あららそれ、ちょっと気になっていた品だったのに」と、交渉に耳を済ませていると二者の中間の値で取引成立。
本日の戦果は古着17点
中央に置いてあるのが大島紬の羽織です
本日の戦果は古着17点
中央に置いてあるのが大島紬の羽織です
 もう1点、目をつけていた銘仙の羽織も彼女に取られた事から話しが始まり、そのうち2人で相談(?)しながらの品選びとなりました。店の看板(?)にもなっていた大島の羽織、予算オーバーで諦めていたのですが、「こういった大柄は、織れる人が少なくなったのよね。この値ならお買い得よ」と薦められました。詳しく聞くと、何でも昔織り子さんをしていたので判るのだとか。この一言で決まり。では、まとめ買いで値引きしてもらおうっと。

 その後も広い会場を(車持込用のスペースもあるんです)歩き回り、数店の古着屋さんを見つけました。5時ぎりぎりまでかかって、全部で17点をゲット。帰りの荷物が重かったので、家で計測してみたら約10キロありました。購入価格は、100グラム当たりで言うと霜降り牛程度(!?)。予算オーバーでしたが、お値打ち品もあったので満足の1日となりました。

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