2007年11月07日

2007年11月07日 : 放送大学の面接授業「桓武天皇と長岡京の時代」が、千葉は佐倉の歴史民俗博物館で2日にわたって催されました。今回は博物館の特別展をそのまま利用すると言う、千葉学習センター初の試みなんだそうです。

 初日は10~17時で、1時限「総論」、2時限「特別展見学」、3時限「考古学」。翌日は、4時限「古代の城柵」、5時限「エミシの墓から見る当時の国境」と、盛りだくさんの内容。6年をかけて準備したと言う博物館の先生方の、熱い講義が続きました。

桓武天皇と長岡京展:国立歴史民俗博物館
桓武天皇と長岡京展:国立歴史民俗博物館
 桓武天皇が、何故10年で長岡京を捨て平安遷都をしたのか、講義を聞いてもはっきりとは判りません。でも、先生ごとに専門分野が異なり、説明したい展示物が違うと言う事は良く判りました。各時間の講義が終わると「さあでは展示室に行きましょう」と地下の展示室まで移動するのです。それはごく当然のことなのですが、何度も何度も広い展示室を歩くことになり、とにかく今回の授業は疲れました。

 企画展の中で興味深かったのは、多賀城碑の解説です。一昨年、多賀城碑が見たくて仙台まで行き、当HPでも紹介しているのですが、その時は碑に記された靺鞨(まっかつ)を渤海のことと思い込み、それに関連付けて本文を書いてしまいました。でも気になっていたので、先生に質問しましてみましたら「渤海とは違います」ときっぱり否定されてしまいました。そのうちに直しておかなくてはいけませんね。


 先週は1ヶ月ぶりに白樺湖に行ってきました。紅葉を期待していたのですが、周囲の木々の半分は葉を落とし、山々は既に晩秋の装い。お隣のスキー場には降雪車が勢揃いしていましたし、もう雪の季節も間近なんですね。山荘もしっかりと冬支度。窓にカバーをかけ、水抜きをして下山してきました。
白樺湖は晩秋の装い
白樺湖は晩秋の装い
 さて、明日からしばらくカンボジアに行ってきます。今回の目的は、古い和服のリフォーム。今まで自分用に何着か作って着ていたのですが、それが意外と評判が良かったので、「もしかしたらビジネスになるかも」と見本を作ってくることにしたのです。来月になったらお見せできるかもしれませんので、お楽しみに。では行ってきます!

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