2008年05月13日

2008年05月13日 : このところ気温の低い日が続いていますね。先週は標高1600mの山荘にいたのですが、まだまだ薪ストーブは欠かせません。連休の人波と入れ替わるように、別荘地内に野生動物が出没するのもこの季節。雉や狐とは何度も遭遇しているのですが、今回初めて鹿を見かけました。車が近づいても逃げもせず、つぶらな瞳でジッと見つめられてしまって、もう大感激してしまいました。
前夜からの雨が雪に変わっていました
前夜からの雨が雪に変わっていました
 さてさて下山予定の11日早朝、カーテンを開けてビックリ、思わず目を疑ってしまいました。だって外は一面の銀世界でまるで初雪、これから冬に向うかのような眺めだったのですもの。
景色は「初雪」でしたが、白樺の若葉が季節を語っています
景色は「初雪」でしたが、白樺の若葉が季節を語っています
 でも木々の枝先を見ると薄緑色の若葉が、雪の重みに負けまいと必死に耐えて、今が春だと主張しています。やはり初冬の景色とは少し違いますね。けれど道路が滑りやすいことは変わらず、急坂やカーブではスリップしないかとヒヤヒヤでした。


 ミャンマーのサイクロンに引き続き、昨日は中国の成都でマグニチュード7.9の大地震。ミャンマーしかり、中国しかり、人間界のゴタゴタに自然界が制裁を加えているかのような天変地異です。
三星堆博物館:成都市郊外(2000年5月)
三星堆博物館:成都市郊外(2000年5月)
 今回の大地震のニュースを聞いて、2000年5月に成都に滞在していた時のことを思い出していました。ホテルのフロントで聞いても判らなかった三星堆博物館へ、筆談だけでたどり着けたのは、成都の方々が親切にしてくれたから。

 各国の首脳の方々、自然に対してはもっと謙虚に、隣人に対してはもっと寛大で優しくしましょう。トップが金権・軍国主義だと、そのうち地球から大きなしっぺ返しを受けちゃいますよ。次に何が起こるのか、空恐ろしい気がします。

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