2009年02月16日

2009年02月16日 : 今年は、新宿のうたごえ喫茶「家路」が産声を上げてから、ちょうど30年の節目の年です。お店の誕生日にあたる2月14日、「家路の30年を祝う会」が中野サンプラザで開かれました。

 東京を中心に、日本各地から集った人たちで会場はギッシリ。あちらこちらで「まあ、懐かしい」「お元気でした?」と、旧交を温める人の輪が広がります。

鏡開きで始まった「家路の30年を祝う会」in中野サンプラザ
鏡開きで始まった「家路の30年を祝う会」in中野サンプラザ
 『この店を通して、私達が守り続け、残してきたものは何だったのか。一人一人の物語が、何度も何度も交差しながら繋がっていく。(中略)世界の歌を歌いながら、戦争反対を歌い、平和のうたごえを守ってきた、春樹さんとP子さんと、たくさんの仲間たちの「ありがとう」で満たされる。世話人会代表:村長』。

 村長の挨拶の後は、家路独身会寄贈の樽酒を割って、「乾杯!」。すかさず「♪盃を持て、サア卓をたたけ・・・」と「乾杯の歌」のピアノ伴奏が流れ、続いて「ビヤだるポルカ」と、うたごえタイムの始まりです。


 うたごえタイムの途中には、「家路30年の歩み」と称したスライドショーがありました。画面に写しだされる知り合いの顔に、「ウヮー、誰々さん若い!」と、会場はどよめきと笑い声に包まれていました。
スライドショーを見つめる、懐かしい顔、顔、顔
スライドショーを見つめる、懐かしい顔、顔、顔
 30年間積み上げられてきた家路リクエスト、そのの栄えあるトップに輝いたのは、「♪想い出の中にいつまでも、生きつづける私の街・・・」とストリー性のある歌詞で私も大好きな、「私の愛した街」でした。どんな曲か知りたい方は、ヴァーチャルうたごえ喫茶「のび」で鑑賞して下さい。


 会の最後に春樹さん、P子さんは「仲間のおかげで今日までこられました。これからも歌い続けます」と決意も新たにしてくれました。家路の存在は、多くの人の心の拠り所にもなっています。この日集まった皆さん全員、「こちらこそお世話になりました」の感謝の気持ちではなかったでしょうか。こちらこそ「ありがとうございます!」。
ちょっと照れている春樹さん
ちょっと照れている春樹さん
花束を抱えて手を振るP子さん
花束を抱えて手を振るP子さん

 でも、中心メンバーの高齢化(?)も進み、最近は来客の少ない日もあると聞きました。お2人の努力だけではお店はやっていけません。そう、お客がいなければ経営は成り立たないのです。

 このHPを見て、「うたごえ」に興味を持たれた方。家路は年中無休で営業していますので、是非一度足をお運び下さい。待っています!!!

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