2009年12月27日

2009年12月27日 : 卒業研究に終始してしまった2009年も後5日となりました。昨年から計画していた着物リフォーム服の展示会ですが、論文提出後やっと会場探しをする気になりました。実家近くの貸しギャラリーをネットで調べ、話を聞きに行ってみましたらまあ何と、オーナーは中学の同窓生でした。

 これも何かのご縁かと、友人の店ギャラリー静で最初の展示会をすることにしました。場所は三鷹市の井口です。1月は先約があるとのことで、2月末の申し込みをしてきました。

ゆかた地で試作品
ゆかた地で試作品
三種類の雪ん子絣で
三種類の雪ん子絣で

 卒論を提出してしまったら急に服を作りたくなってきて、ここ1週間は毎日ミシンに向かっています。ほどいた着物地を有効活用するため最初に浴衣地で試作品を作成、サイズを微調整しながら三種類の雪ん子絣を組み合わせてブラウスを作ってみました。

 着古され変色も見られた着物でしたが、古布の持つ力強さは健在で、まるで布が生き返ったような予想以上の仕上がりになりました。この意外感が味わえるので和布のリフォームはやめられません。


 絣の布が少しずつ余ったので、はぎ合わせてマフラーも作ってみました。作業している内に楽しくなって、紫の銘仙の裏に赤を配したり、縞を縦横に組み合わせたり、大名行列の図柄を巻物のように繋ぎ合わせたりと、思いつくままにもう7本も作ってしまいました。
余り布でマフラーを作ってみました
余り布でマフラーを作ってみました
 ハッと気づいたらもう27日。気分良く新年を迎えるためにはミシンはしばらくお預けにし、少しはお掃除もしなくっちゃ。展示会の詳細は1ヶ月前にはご案内します。お近くの方、足を運んで下さいね。

 では皆様、どうか良いお年を!

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