凍ったガリレオ温度計

 この連休、「スタットレスタイヤに交換したから」と娘達に誘われ、春まで行かないつもりだった山荘に行ってきました。心配していた渋滞もなく、朝焼けの富士山を愛でながら快調に中央道を行きました。白樺湖への登りから一部路面が凍結し、路肩にはチェーンを取り付ける車が並んでいます。それを横目にスイスイと走るのは、どうってことないのに気分が良いものですね。スキー場までは順調です。

凍ってしまったガリレオ温度計
凍ってしまったガリレオ温度計

 「きっと除雪された雪がたまっていて家の前まで入れないよ」と話していたのですがアレアレ。取り付け道路の積雪は15㎝ほどで、徐行で進んでいったら何とか家に横付けできました。これは嬉しい誤算です。

 でも室内は冷え切っていて寒かったですね。入室時の気温は氷点下10度ぐらいではなかったでしょうか。まずはストーブを焚き付けて、それから水道の開栓と忙しく立ち働いていたら誰かが「アレッ、この温度計凍ってるよ!?」。

 仕舞い忘れていた窓辺のガリレオ温度計が、まるでパフェのように凍りついていたのです。これには全員口をあんぐり、寒さと驚きで固まってしまいました。やがて誰からともなく「でも割れなくて良かったね」。確かにその通りなのですが・・・・、凍ったように見えてもガラス容器を割らない、この液体って一体何なのでしょう???

 購入時の箱は保存していないので何が入っているのかわかりません。気になってネットで調べてみたら、『パラフィンオイル、ジエチルエーテル、水、ペンタン、アセトン、流動パラフィン、エタノール』などがあげられていました。ガリレオ温度計に関しては「破損で化学やけど」という怖い情報も載っていましたし、「可燃性の灯油成分が含まれているものは破損したときの引火に注意」ともありました。

 今回破損しなかったのは不幸中の幸いかもしれませんので、この温度計をお持ちだったり購入予定の皆さん、中身は確認しておいた方が良いですよ。

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