2008年08月09日

2008年08月09日 : 「一つの世界、一つの夢」をテーマにした北京オリンピック、いよいよ始まりました。オープニングの太鼓の響きから鄭和の大航海等、一糸乱れぬ人海戦術のアトラクションの数々は素晴らしかったですね、ご覧になりましたか?

 「世界平和」や「地球環境保護」もショーの中に出てきましたが、さて実態はどうでしょうか?チベット問題やウィグル自治区でのテロ、それに日本にも影響がある大気汚染のこととか考えると手放しでは楽しめません。でもスポーツ競技は別。鍛え上げられたアスリート達の最高の演技を見るため、しばらくはTVの前から離れられない日々が続きそうです。「フレー、フレー、チームジャパン!」

キャンプの仲間2008in湯元温泉
では皆さんもご一緒に、戦場ヶ原ハイキングに出かけましょう!
キャンプの仲間2008in湯元温泉
では皆さんもご一緒に、戦場ヶ原ハイキングに出かけましょう!
 はいここからは、奥日光の湯元温泉であった「キャンプの仲間」とのハイキングの話。当日は予定通り5時に家を出たのですが、途中の今市で市民マラソンがあり、ナビの指定した道路は全面通行止め。かなりロスタイムが出てあせりましたが、イロハ坂を飛ばして登り、ギリギリハイキングの出発に間に合いました。宿の前で記念撮影をして、では皆さん出かけましょうか。
戦場ヶ原ハイキング地図
戦場ヶ原ハイキング地図
 当日のコースは、湯元温泉から湯の湖を半周して湯滝を見学、それから戦場ヶ原を通って竜頭の滝まで歩く3時間半ほどのハイキング。戦場ヶ原はちょうどホザキシモツケの花盛りで、一面がピンクの絨毯です。でも良く見ると、ピンクの中に所々、黄色の花や紫の花々が点在しています。
ホザキシモツケ
ホザキシモツケ
クサレダマ
クサレダマ

キツリフネ
キツリフネ
トモエソウ
トモエソウ

 ここに載せた4つの花はどれも初めて見たもの。トモエソウは本当に巴型をしているし、キツリフネは花が釣り下がっているしで感激しました。でもクサレダマって名前はちょっと可愛そう。何か「腐れ縁」の「クサレ」みたいですものね。でも由来は、「レダマ」と言う木に咲く花と似ているので「草レダマ」と名付けられたんですって。
男体山を見ながら、戦場ヶ原を歩きます
男体山を見ながら、戦場ヶ原を歩きます
 このコースは2つの大きな滝と湿原に咲く花々が鑑賞でき、戦場ヶ原だけなら高低差がないので中高年や子供連れでも楽しめそう。ただ気になったのは、湿原をぐるりと取り囲む鹿侵入防止柵の存在。

 白樺湖周辺でも鹿を見かけることが多くなったと思ってましたら、この地域でも鹿が増えているのだとか。湿原の花や木の皮が食べられてしまうので防止柵を設置したと、人間専用の出入り口に書かれていました。野生動物は減って欲しくないけど、貴重な植生が失われてしまうのはもっと困る。痛し痒しですね。

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