2009年01月06日

2009年01月06日 : 2009年は丹沢山中から初日の出を見ながら、「明けましておめでとうございます!」。眼下の海は相模湾で、正面が房総半島、左手に見えているのは江ノ島です。


 うたごえの仲間が管理している山小屋で年を越そうと、2008年12月31日、ヤビツ峠に向かいました。友人の小屋は、大倉バス停から徒歩1時間の見晴らし茶屋ですが、直行するだけだと物足りないだろうと、塔の岳経由で行くことにしたのです。
三の塔より塔の岳への従走路を見る
三の塔より塔の岳への従走路を見る
 ヤビツ峠を歩き出したのは9時5分。コースタイム通りなら、1時半には山頂に着くと踏んでいたのですが、歩き出して間もなくそれが無理だとわかりました。運動不足と寝不足がたたり、思うように足が動いてくれないのです。

 お天気と富士の勇姿に助けられ、何とか2時半には塔の岳(標高1491m)に到達しましたが、次回はもう少しトレーニングをしてこなくてはいけない、と反省しきりの登山になってしまいました。


 大晦日のこの日、初日の出を拝むために山頂を目指す人は多くても、下山する人はほとんどいません。日が傾く中、心細い思いで一人下って行きました。途中鹿に出会ってギョッとしたりもしましたが、日没ぎりぎりで無事見晴らし茶屋に到着。これで遭難の恐れはなくなったと「ホッ」としました。

 やがてランプが灯されて、待望のうたごえタイムが始まりました。最後は、良き新年を祈ってのカウントダウン。そして「乾杯の歌」を大合唱して、「カンパイ!」「おめでとうございます!」。

ランプの「見晴茶屋」で、歌いながら新年を迎えました
ランプの「見晴茶屋」で、歌いながら新年を迎えました
 初日の出を拝んでからは餅つきが始まりました。定番の、大根おろしや小豆餡、黄な粉に加え、トロロ、明太子、納豆、キムチ、刻み菜、梅かつお、そしてお雑煮と、用意されたトッピングは10種類以上。これを味わえただけでも泊まった甲斐がありました。又来年(今年)も来なくっちゃ。

 食事の後はベランダで、3台のアコを囲んでのうたごえタイムPart2。自然の中で歌うのはとっても気分が良くて、仲間の顔はそれぞれが晴れ晴れとして見えます。何だか良い年になりそうな、ホッカホッカの気持ちで下山してきた、2009年の元旦でした。

 では皆さん、今年もよろしくお願いします!

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