2008年12月30日

2008年12月30日 : 2008年も残すところ後わずか。消された年金、通り魔殺人事件、株価急落、非正規労働者の大量解雇など、先行きが不安になるような1年でしたね。果たしてこのままの政治体制で良いのか、全国民に問われる新年となりそうです。

 そんな中、明るい話題と言ったら東京タワーの50回目の誕生日だったでしょうか。各局が競うように流してくれた30年代の映像を、「三丁目の夕日」とダブらせながら見てしまいました。

デザインを一新した、4代目高尾山ケーブルカー
デザインを一新した、4代目高尾山ケーブルカー
 同じ23日、高尾山のケーブルカーが40年ぶりに新型車両になりました。写真は紅葉を車体にあしらった「もみじ」号で、もう一台は青葉をあしらった「あおば」号です。新聞記事によりますと『窓枠を細くしたり、桟を無くしたりして景色を見やすくしている』のだそうです。

 実はこの写真、新型車両とは知らずに撮り、後日新聞記事を見て事情を知ったのです。デジカメをメモ代わりに、何でもパチパチと撮っておく、その習慣が幸いした1枚でした。


 先月末の母の骨折以来、運動不足の自分が気になり、「高尾山に登ってみようかな」と出かけてみたのは先週のこと。久々に履く登山靴の感触を確かめたくて、この日はケーブル駅から左の斜面を登っていく稲荷山コースを選びました。
稲荷山コース、展望台からの眺め
稲荷山コース、展望台からの眺め
 最初は急坂が続きますが、展望台まで登ってくれば山頂も間近。少しぼんやりとはしていましたが、途中の展望台からは新宿や池袋の高層ビル群も望め、明るく快適なハイキングが楽しめるコースです。


 高尾山頂から引き返すつもりが城山まで足を伸ばし、名物のナメコ汁を食べてから下山しました。高尾山から相模湖に下りれば、大阪の「明治の森箕面国定公園」まで続く、全長1697.2キロの東海自然歩道が延びています。いつか歩いてみたいものです。
城山から相模湖に抜ける、東海自然歩道
城山から相模湖に抜ける、東海自然歩道
 高尾山には稲荷山コースの他にも、1号から6号までのハイキングコースが整備されていますし、ケーブルカーやリフトを利用すれば、お年寄りや小さなお子さんでも登ることが出来ます。

 都心から60分と近いのに、安全で多彩なハイキングが楽しめるなんて、他にはそうはありません。初詣は新車両に乗って、高尾山に登るのも良いですね。ミッシェランではありませんが、「お奨め!」です。

 では皆様、どうか良いお年を!!

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