2009年10月01日

2009年10月01日 : 初めての論文書きに四苦八苦している今日この頃、飛び込んできたのはショッキングな大地震のニュースです。サモアのマグニチュード8.3に引き続き、スマトラ島沖でもマグニチュード7.6の大地震とは、怖いですね。

 専門家は「2つの地震に関連はない」と言っていますが、「もしや次は・・・」と不安になってしまいました。日本もスマトラと同じユーラシアプレートの縁に位置しているんですもの。

「守りたい伝いたい鞆の浦」の看板
下の写真の左が現在、右が架橋後の予想図です
「守りたい伝いたい鞆の浦」の看板
下の写真の左が現在、右が架橋後の予想図です
 ニュースと言えば、今日最も注目したのは「鞆の浦の埋め立て・架橋工事差し止め」を命じた広島地裁の判決です。鞆の浦へは昨年春、朝鮮通信使の追っかけをしている時に行って来ました。300年前に彼らが、「日東第一形勝:日本一の眺め」と賞賛した、その景色が見てみたかったからです。

 当時そのままの対潮楼からの眺め、時代劇のセットのような町並みにタイムスリップの醍醐味を味あわせてもらいました。「今まで良くぞ守ってきてくれた。そしてこれからも伝えていってもらいたい」と心底思った人と自然が織り成す景観でした。


 そんな鞆の浦に埋め立て計画があるのを知ったのはこの時のことです。いろは丸展示館の前に掲げられた「守りたい伝えたい鞆の浦」の看板の下、反対派の方々が署名活動をしていました。「この景観は守らなければなりません」「一度壊したら、もう元には戻せないんです」と訥々と訴える声に賛同し、私も工事反対の陳情書に署名をさせてもらいました。
架橋案以外にトンネル案もありました
架橋案以外にトンネル案もありました
 署名はしたものの「又一つ、日本の原風景が失われてしまうのか」と悲観的で、まさかその計画が覆るとは正直思っていませんでした。でも政権が交代しました。そして今日の判決です。行き先に少し光が見えたようで、心が明るくなるようなニュースでした。

 反対派と言っても一方的に反対を叫ぶのではなく、住民の不便解消策としてトンネル案を提示していました。今回は埋め立て・架橋工事の差し止めだけが大きく報じられ、対案のトンネルに関しては取り上げられていませんが、こちらはどうなっているんでしょうね。今後の成り行きを自分たちのこととして見守りたい、鞆の浦の未来です。

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