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 途中でお昼休憩をとって、さあお次はいよいよ楽しみにしていた黒龍江省博物館です。タクシーが止まったのは、繁華街のクラッシックなお店の前。と思いましたら、これが博物館で、前身は1906年に建造されたロシア時代の商店だそうです。全景を撮りたいと思ったのですが、建物は車の行き交う通りに面していて危なくて車道には出られません。それがちょっと残念でした。
黒龍江省博物館
賑やかな通りに面した、黒龍江省博物館入り口
 オールドスタイルの狭い入り口を入ると、内部は意外と広い空間になっていて、最初に目に飛び込んできたのはロビー正面の巨大な絵でした。黒龍江省の歴史を、石器時代・各民族の様子・歴史的建造物などをイラスト風に描いた大作です。
黒龍江省歴史絵巻
ロビーに掲げられていた黒龍江省歴史絵巻
クリックしてください、金帝国の部分が拡大されます
 家で画像処理をしていて、中央下のほうに旗を持った騎馬軍団が描かれているのに気づきました。これはきっと金の太祖ではないでしょうか。それにこの筆致、金の太祖陵に掲げられていた絵と良く似ています。もしかしたら同じ作者かも。画像をクリックするとその部分が拡大されますので、忘れずに見て下さいね。

 2階にある展示室は左は歴史、右は自然科学、と左右に分かれていて、自然科学室では、松花江マンモスの化石が目玉(らしい)。お目当ての渤海は左手展示室の一室をさかれていましたが、説明文は中国語のみ。同じ漢字を使っているとは言え意味の異なる文字も多く、簡体字などが入るともうお手上げ。せめて英語の解説があればな、と思ってしまいました。
騎馬人像
渤海コーナーの展示品:騎馬人像
 渤海コーナーで惹かれたのはこの小品。この騎馬像を見つめながら、渤海と金は何か繋がりがあるのか、彼らも金のような狩猟騎馬民族だったのだろうか、と考えていました。帰宅して両国のことを調べて行くうち、一番頭を悩ませたのは靺鞨(まっかつ)と言う民族。メモ代わりに、一応の納得事項を次に記しておきますね。

 『渤海を興した粟末靺鞨は、満州からシベリア・極東にかけて居住していたツングース系の民族。居住していた地域により靺鞨は大きく、南の粟末(現在の吉林市)靺鞨と北の黒水(黒竜江周辺の満州地域)靺鞨に二分され、後に金を興す女真族は、黒水靺鞨の後身と言われている。16世紀末、ヌルハチが部族を統一し清を建国。2代ホンタイジ(太宗)の治世に民族名を女真から満州族に改めた。』
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