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 スールヤヴァルマン2世の行軍レリーフを通り越すと、南面の後半部(東側)に待っているのが天国と地獄。三分割された画面の上段から、天上界、地上界、そして下段が地獄界です。ここに描かれた人々は首に縄をつけられ、こん棒でおどされて引立てられて行く。その先で彼らを待っているのは、火あぶり、釘打ち、串刺し、野獣の餌食など、文字通り"地獄の責め苦"です。
地獄図
上から、天国、人間界、地獄界
 思いつく限りの残虐行為が、これでもかこれでもかと言わんばかりに、66mの長さにも渡って彫り込まれているのですから、これは壮観です。安心と見られる地上界にも所々にワナがあり、そこから地獄界に落ちる人もいる。現代にも通じそうで怖いシーンもありますよ。

地獄図
18本の腕を持つエンマ大王
地獄図
吊るされ、全身に釘を打たれる
 罪の裁定をするエンマ大王もいましたが、落ちてくる人はいても上の世界に戻る人はいなかったような気がします。この地獄図、一体誰に見せるために描かれたのでしょう。当時の一般庶民が、神王の墓であるこの寺院に入れたんでしょうか。不思議。

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