| 越のヒスイ 能登半島 | 
|  |  | 道らしき道がないので、適当に検討をつけて神社の手前のあぜ道を登ることにします。少し登ると、ちょっと高すぎたようで畑地の下に赤い立て看板が見えてきました。野菜を踏まないように注意しながらおりて行ったその場所は、海に向かってなだらかな傾斜を持つ、予想よりはるかに小さな区画。でも、「考古学上の大発見がこの土の下に眠っていたんだ」と思うと感慨無量でした。 |  |  説明板があるのみの浜山遺跡、これでは皆さんご存じないはずです
 
 |  | この写真では判りにくいのですが、立つ位置を変えると遠くに海が望めます。ヒスイの原石が打ち上げられる、あの宮崎海岸です。越中宮崎駅からですと、国道と北陸道に挟まれた段丘の中腹に、この遺跡が見える(実際には木立が深くて見えないのですが)という位置関係です。 
 波の荒い日に眼下の海岸におりて原石を拾い、この地に持ち帰って加工した当時の人々。振り向けばその人達の視線を感じられる、そんな気持ちを味わいたくて「何も残ってませんよ」と言われても「現地に立ちたい」と思ってしまうのですよね。来て良かった!
 
 
 |  | 『ここは古墳時代(今から約1500年前)の遺跡で、硬玉を加工して玉類を製作する工房跡2ヶ所が確認され、多数の勾玉や管玉などの玉類が見つかった。加工に用いらた砥石・紡錘車などが発見されたことにより、当時の玉類の製作技法が初めて解明されるに至った貴重な遺跡である』 
 昭和47年10月5日 富山県教育委員会・朝日町教育委員会
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