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深浦のうたごえ
青森の秘湯巡り
花巻(宮沢賢治)
東北の秘湯
 鶴の湯が満室だった為、昨日は国道13号線をひたすら南下、ここ泥湯まで走ってきました。泊まったのは奥山旅館で、選んだ基準はやはり「露天風呂!」。食事の前に入りたかったのですが、こちらも混浴。たまたま男性客が多かったのと、道路から見える位置にあるので明るいうちは遠慮し、打たせ湯のある内湯にしておきました。夕食後仮眠を取り(単に走りつかれて寝てしまっただけですが)、宴会客の寝静まった夜中にお風呂へ。ランプのもと山の端に見えてきた月を眺めて、「いい湯だなー。」
泥湯露天風呂
泥湯露天風呂
 となにやら男性の声。どうやら隣りで宴会をしていた、グループの何人かがいらしたようです。「あのー、入ってもよろしいでしょうか?」。ここで、泥湯に語り伝えられている話を思い出しました。「昔、若い娘が病気になり、この温泉で療養したいと思ったが、あまりに透明なお湯なので 恥ずかしくて入れない。それを気の毒に思った天狗が一瞬の内にお湯を濁らせた」というものです。

 思わずこの話が頭をよぎり、「ええ、どうぞ」。秋田から仕事でここに来たという皆さん、「イヤー、女性と一緒にお風呂に入ったのは初めてですよ」と感激してくれました。「アー、お湯が濁っていて良かった」。夜目、遠目、濁った湯の中効果ですね。


 青森の恐山、富山の立山と共に、日本三大霊地に数えられている川原毛地獄はここから車で10分ほど。最近発見されたという秘湯「川原毛大湯滝」はこの地獄の谷底にあります。宿の人に尋ねると、「今年は雪解けが遅かったのでまだ冷たくて入れませんよ」。

 それでもと行きかけはしたのですが、天気は悪くなってくるし人の気配はしないしで怖くなり、途中で引き返してしまいました。


名称泥湯温泉 奥山旅館
住所〒019-0404
湯沢町高松字泥湯25
(Googleによるこの住所の地図)
(Googleによるこの住所の衛星写真)
電話0183-79-3021
東北の温泉関連参考書籍

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