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 天明4年(1784年)3月、志賀の島の百姓甚兵衛により偶然発見された金印。日本書紀の記述を絶対とする、皇国史観(現代でもそこから抜け出しきれてはいませんが)全盛の江戸末期とあって、昭和6年に国宝に指定されるまで、金印には受難の歴史があったようです。

 当時の学者の認識として、日本は神の国。『他国に従属したことはない、と記紀に書いてあるのに、後漢に朝貢した証として光武帝から「賜った」なんて。しかも「奴」という卑しめた字を用いるなんて、国辱物の品である』。
体は小さくとも、大きな歴史を秘めた金印です
体は小さくとも、大きな歴史を秘めた金印です
 と言うことらしいのですが、その時代その時代の良識人の尽力で、今は昔の話になりました。現在の博多駅前を歩くと、歩道にも金印の説明板が置いてあるぐらい、金印は観光にも貢献しているのです。
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表紙画像悲劇の金印表紙画像交流する弥生人―金印国家群の時代の生活誌 (歴史文化ライブラリー)
表紙画像埋められた金印  
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