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 財布は無事見つかりましたが、ここで2時間のロスが出てはもう8時間コースは無理。止むを得ず4時間コースに変更することにしました。不幸中の幸いは、それがレブンアツモリソウの群生地を通っていることです。今冬の寒さで花期が遅れたのも幸いし、盛りの花を楽しむことが出来ました。
礼文島の固有種:レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)
礼文島の固有種:レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)
 レブンアツモリソウは特定国内希少野生動植物種に指定されており、崖の斜面にある群生地は柵で囲まれ、出入り口には監視所が設けられています。その独特の風貌が人目をひくのでしょうか、以前はどこでも見られた花が、盗掘され続けて群落地はここだけと聞きました。それを見るため、今は観光バスもここを訪れます。

 散策路を歩くと、数株ですがピンク色の花を見かけました。これはレブンとカラフトの合いの子で、名前はホテイアツモリソウ。こんなに美しい花ですが、雑種なので駆除しなければいけないのだとか。残念なようですが、アツモリソウを守るためには致し方なし。どこの世界でも、強いのは雑種の方ですからね。
カラフトアツモリ
地味な装いのカラフトアツモリ
鮮やかなピンクのホテイアツモリ
鮮やかなピンクのホテイアツモリ
 8時間歩くつもりが4時間になってしまったのが物足りなくて、アツモリソウを撮ってから礼文林道コースに向かいました。およそ8キロの2時間コースで、『東西の海が見渡せる』とパンフレットにはあるのに、香深井からはほとんど展望がきかないのです。それでつい「では滝見物でも」と、礼文の滝への道を軽い気持ちでおりて行ったのですが・・・・。

 このルートは予想外に険しくて、「まだ着かないの?」と途中で泣きたくなってしまいました。先ほど急いで財布を捜しに戻ったので、足が笑っているのです。「足で笑って心で泣いて」では洒落にもなりませんね。

 注:展望が良いのはこの先、レブンウスユキソウ群生地の周辺。訪問時はまだ開花前でした。残念。

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