トップ日本アジア中近東ヨーロッパアフリカ中南米
北海道東北関東北陸中部近畿中国四国九州沖縄
道北
道東
札幌周辺
 稚内の西に浮かぶ2つの島は、『利尻と礼文』といつもセットで語られますが、その生い立ちはかなり違います。礼文島の地層基盤は、恐竜達の活躍でも知られる白亜紀(1億4000万年〜6500万年前)。かつては大陸と陸続きだったのが、氷河期終了の海面上昇で離島になったとか。一方の利尻島は中新生(2400万年〜500万年前)の地層を土台とし、その後の火山爆発で現在の地形と成った、比較的新しい島なのだそうです。
礼文島、林道コースからの利尻富士

礼文島、林道コースからの利尻富士

 北方系の植物遺産を受け継ぎ、固有種の花々で装っている礼文はまるで、旧家の伝統を今に伝える美しいお姉さん。その雄雄しい姿で傍に寄り添い、礼文を守っているかのように見える利尻は、威勢の良い新宅の末っ子、と言ったところでしょうか。

 姉弟のような両島なのに、何故礼文にだけ固有種が多いのか不思議でしたが、その原因はこんな生い立ちからきていたんですか、ナルホド。

 今回礼文に行こうと決めた時、気になったのが桃岩荘ユースホステルの存在。数年前でしたか、「愛とロマンの8時間コース」が新聞の日曜版に取り上げられ、「へえ、まだ営業してたんだ」と懐かしく記事を読みましたが、自分がそこに行くのは又別の話。セピア色の想い出って格別ですから、それを上書きされるのって抵抗がありますからね。
香深港で出迎えてくれた桃岩荘ユースの面々
香深港で出迎えてくれた桃岩荘ユースの面々
(クリックしてね)
 民宿かユースどちらに泊まろうか、ハムレットのように揺れる気持ちを胸にフェリーは稚内を出航。天気が悪くて利尻が見えず、あまり実感が湧かないまま礼文の香深港へと入って行きました。港が大きく立派になっていて、「やはり変わっていた」と寂しく感じていたところ、港の端で大きく旗を振る人の姿が視界に入ってきました。
 最初はフェリーの誘導をしているのだと思ったのですが、どうも様子が違います。眼を凝らして見てみると、「アララ」その旗には「桃岩荘ユースホステル」の文字。やはりここは懐かしの礼文島に間違いありません。桃岩荘健在なり!

名称礼文町役場観光係
住所〒097-1201
礼文郡礼文町大字香深
(Googleによるこの住所の地図)
(Googleによるこの住所の衛星写真)
電話01638-6-1001

2005年1月10日よりのアクセス・カウント
合計 合計カウンタ 本日 本日カウンタ 昨日 昨日カウンタ
(アクセス・カウンタはdoCNT+を利用させていただいています)

 このページについての紹介やリンクの設定は事前の承諾なしに自由に行なえます。紹介やリンク以外での文章や画像の商用利用につきましては、別途ご相談ください。

Copyright © 1996-2011. All rights reserved by Yoshiko OKONOGI

Valid XHTML 1.0 Transitional

これは便利!!!
ネット通販一括検索
amazon.co.jpのお得なDVD

楽天のおすすめ
私も使ってます